芝 増上寺へ

かなり間があいてしまいました。お久しぶりです。
30日の土曜日、暑い中、港区の芝公園にある徳川家の菩提寺、増上寺に行ってきました。
この増上寺、かつては広大な敷地を有していましたが、明治維新後に、その多くが芝公園となり、
また第二次大戦での空襲により大部分が焼失。その後、東京タワーや東京プリンスホテル、プリ
ンスパークタワー東京などの建設時に土地を提供したため、現在の規模になったそうです。

まずは、浜松町駅や大門駅から増上寺に向かう途中に見えるのが、総門（大門）です。
現在の門は昭和12年製のコンクリート造りです。増上寺の管理する物件ではなく、（なぜか）
東京都の管理物なんだとか。
かつてはここに、増上寺の表門として、江戸城の大手門だった高麗門があったそうです。


元和8年（1622年）に建立された、三解脱門（三門）。江戸初期の面影を残す唯一の建物で
国の重要文化財です。


三解脱門をもう１枚。


かつては御成門付近にあった、方丈門（黒門）。慶安年間（1648～1652）の建立とされて
います。


慈雲閣。


昭和49年に再建された大殿（本殿）。


同じく、大殿。


大殿の中の様子です。


秘仏黒本尊が祀られている、安国殿。


安国殿の中の様子です。


お地蔵さんがたくさん。千躰子育地蔵尊です。


もう1枚。


鋳抜門。元々、東京プリンスホテルの敷地にあった、6代将軍徳川家宣公の霊廟の中門だった
ものが、第二次大戦後、現在の増上寺の敷地の南北の広い範囲にあった墓所が、現在地の1か所
にまとめられた際に、移設されたそうです。


正嘉2年（1258年）の作といわれる、四菩薩像。


徳川将軍家の霊廟。12代家宣公の宝塔。


第9代家重公の宝塔。


第7代家継公の宝塔。


第2代秀忠公およびお江の方の宝塔。


第6代家宣公。


第14代家茂公。


家茂公の正室、静寛院和宮。


圓光大師堂。


景光殿表門。18世紀前半に建てられたそうです。


鐘楼堂。


ここまで来たので、帰り際に東京タワーの下まで来てみました。中には入りませんでしたが。
今も観光客が多いですね。スカイツリーが出来たのに。


こうして見上げると、「今見ても、東京タワーって、美しい形状だな」って思います。


2週間ぶりの更新ですが、大した記事になりませんでした。最近、写真を撮りに遠出する機会が
めっきり減ってます。たまには、どこか行きたいですね。

タグ：芝 徳川

コメント 3

３０年位前、この近くに職場がありましたのでよくうろうろしました。歴所の勉強にもなります
by takenoko (2015-06-07 03:37) 

↑　え？　
３０年ですか・・・。
by らしゅえいむ (2015-06-13 00:30) 

葵の御紋だらけで、なんか ひれ伏してしまいたくなりますね。
by ノリパ (2015-06-13 06:56)