地下鉄博物館へ [鉄道]
先月、東京メトロ東西線の西葛西駅の高架下にある、地下鉄博物館に行ってきました。
こちらでは、約3,500㎡のスペースに懐かしい保存車両や、鉄道模型レイアウト、それに運転士
候補生研修に使用されているものと同一の機器という運転シミュレーター、それに地下鉄建設の
技術など、地下鉄に関する様々なものが展示されています。鉄道博物館などと比較すると、やや
子供向けっぽい感はありますが、それでも、大人でも十分に楽しめると思います。加えて、入館料
が210円ととてもリーズナブルなんです。
館内には銀座線上野駅のホームが再現されていて、そこに2両の保存車両が展示されています。
こちらは丸ノ内線の1号車、営団300形301号です。300形は1954年の丸ノ内線開業時に導入
された車両で1996年に引退しました。30両が製造されましたが、今も保存されているのは、
この301号と民間に売却された319号だけだそうです。
その300形の車内です。
そしてこれは、1927年、日本で最初の地下鉄として、東京メトロ銀座線の前身である東京地下
地下鉄道が上野~浅草間に開業した際に使用された車両で、展示車両はその第1号車です。
現在の東京メトロの1000形はこの車両をモチーフにしてます。
1000形をホーム側から。不思議な雰囲気の方が乗車されてます。
これが1000形の車内です。当時の鉄道車両が台枠以外は木造が主流でしたが、本形式は火災対策
のため、内装を含めて全鋼製です。それがまた、レトロふな雰囲気を醸してますが、乗ってる方も
レトロ調ですね(^^)。
運転室の様子です。
行先表示がこれまた古い!! それと、リベットがたくさん打ち込まれているのがよく分かります。
ホームにあった看板。これは当時のものなのか複製なのか分かりませんが、歴史を感じます。
駅でお節料理を販売したんですね。この看板にある「ちん餅」でどんな餅かな、と思って
辞書を見ると、「料金を取って餅をつくこと」でした。知らなかった。しかし、地下鉄の駅
周辺で餅をついたんですかね。
これも展示車両の1つ、軌道モーターカー。形式はRD-H2、納品が昭和50年8月、と書かれて
ました。終電後、保守作業員の輸送、機材の運搬、レールに流れるATC用電流の測定などに
使用されたそうです。この車両は昭和50~60年に船橋信号区で使われたものです。
これは、東京高速鉄道が、1938年、新橋~渋谷間に地下鉄を開業するに際して製造された
100形のカットボディです。この形式では唯一、今も残っている車両です。「近代化産業遺産」
に認定されています。
実物大の6000系を使用する運転シミュレーター。床下に揺動装置を組み込んで車両の揺れ
も再現されています。
これは、銀座線に使用された営団地下鉄1800形の台車です。サードレールから電気を取り入れる
ための集電装置(コレクタシュー)が付いているのが分かります。
地下鉄のトンネルのカットモデル。普段、なかなか目にする機会がないので、非常に貴重な
体験です。
こうして、地下鉄の工事の様子や、地下の設備などが、ミニチュア版で紹介されています。
最後に、シールドジャッキ。これは、有楽町線小竹向原~氷川台のシールド工事で実際に使用
されたものです。
このほかに、クイズ形式の情報ステーション、鉄道模型のジオラマ、図書室、など、地下鉄に
ついて学び、楽しむための施設が所狭しと並んでいます。
雨で行くところがない週末など、たまには地下鉄博物館へ行ってみるのも悪くないですよ。
こちらでは、約3,500㎡のスペースに懐かしい保存車両や、鉄道模型レイアウト、それに運転士
候補生研修に使用されているものと同一の機器という運転シミュレーター、それに地下鉄建設の
技術など、地下鉄に関する様々なものが展示されています。鉄道博物館などと比較すると、やや
子供向けっぽい感はありますが、それでも、大人でも十分に楽しめると思います。加えて、入館料
が210円ととてもリーズナブルなんです。
館内には銀座線上野駅のホームが再現されていて、そこに2両の保存車両が展示されています。
こちらは丸ノ内線の1号車、営団300形301号です。300形は1954年の丸ノ内線開業時に導入
された車両で1996年に引退しました。30両が製造されましたが、今も保存されているのは、
この301号と民間に売却された319号だけだそうです。
その300形の車内です。
そしてこれは、1927年、日本で最初の地下鉄として、東京メトロ銀座線の前身である東京地下
地下鉄道が上野~浅草間に開業した際に使用された車両で、展示車両はその第1号車です。
現在の東京メトロの1000形はこの車両をモチーフにしてます。
1000形をホーム側から。不思議な雰囲気の方が乗車されてます。
これが1000形の車内です。当時の鉄道車両が台枠以外は木造が主流でしたが、本形式は火災対策
のため、内装を含めて全鋼製です。それがまた、レトロふな雰囲気を醸してますが、乗ってる方も
レトロ調ですね(^^)。
運転室の様子です。
行先表示がこれまた古い!! それと、リベットがたくさん打ち込まれているのがよく分かります。
ホームにあった看板。これは当時のものなのか複製なのか分かりませんが、歴史を感じます。
駅でお節料理を販売したんですね。この看板にある「ちん餅」でどんな餅かな、と思って
辞書を見ると、「料金を取って餅をつくこと」でした。知らなかった。しかし、地下鉄の駅
周辺で餅をついたんですかね。
これも展示車両の1つ、軌道モーターカー。形式はRD-H2、納品が昭和50年8月、と書かれて
ました。終電後、保守作業員の輸送、機材の運搬、レールに流れるATC用電流の測定などに
使用されたそうです。この車両は昭和50~60年に船橋信号区で使われたものです。
これは、東京高速鉄道が、1938年、新橋~渋谷間に地下鉄を開業するに際して製造された
100形のカットボディです。この形式では唯一、今も残っている車両です。「近代化産業遺産」
に認定されています。
実物大の6000系を使用する運転シミュレーター。床下に揺動装置を組み込んで車両の揺れ
も再現されています。
これは、銀座線に使用された営団地下鉄1800形の台車です。サードレールから電気を取り入れる
ための集電装置(コレクタシュー)が付いているのが分かります。
地下鉄のトンネルのカットモデル。普段、なかなか目にする機会がないので、非常に貴重な
体験です。
こうして、地下鉄の工事の様子や、地下の設備などが、ミニチュア版で紹介されています。
最後に、シールドジャッキ。これは、有楽町線小竹向原~氷川台のシールド工事で実際に使用
されたものです。
このほかに、クイズ形式の情報ステーション、鉄道模型のジオラマ、図書室、など、地下鉄に
ついて学び、楽しむための施設が所狭しと並んでいます。
雨で行くところがない週末など、たまには地下鉄博物館へ行ってみるのも悪くないですよ。
210円は安いですね。確かに雨の日とかにはいいですね。地下鉄って、じっくりところ見る機会ないですもんね。
by ノリパ (2014-10-12 22:48)
1000形の地下鉄、懐かしいですね。銀座線ですね。
車掌が、客席の隅に居て、扉の開閉を行っていた記憶があります。
by kohtyan (2014-10-13 17:09)
お茶の水にあった交通博物館に行った
子どもの頃を思い出します。
地下鉄博物館(ちかはく)には行ったことなかった。
丸ノ内線といえばこの車両のイメージです。
懐かしいですね〜。
by desidesi (2014-10-13 17:26)
私も以前、訪れたことがあります。 丸ノ内線の1号車、営団300形301号とご対面できて感激しました(^^)
by ぼんさん (2014-10-14 07:49)