仙台~松島へ (「がんばろう東北!」後編) [東北]
かなり間が開いてしまいましたが、仙台~松島の旅の後編です。
五大堂のあとは、松島港周辺を散策。こちらは、福浦島と、そこへ続く福浦橋。島の様子が気にはなり
ましたが、橋を渡るのは有料だったので、橋の手前で景色を見て、おしまいにしました。
でも、ここからでも、十分に良い眺めです。
御水夫町(おかこまち)の民家。御水夫町は瑞巌寺の東に隣接した一帯で、仙台藩主等が松島遊覧
する際に御座船を操った水夫衆が集団で住んでいたそうです。往時には48軒を数えましたが、その
後、最後に残った1軒をこの地に移築したそうです。
再び松島港にて。
次に、お昼を食べたレストランの店員に、「この周辺で松島を見るならここが一番」、と勧められた、
西行戻の松公園と、隣接する白衣観音展望台へ。まずは、西行戻の松公園から望む松島です。
まさに絶景です。朝からずっと曇りがちでしたが、この頃からは良い感じで陽が射してきました。
遠く、水平線方向に点在する小さな島々、いやぁ、何とも美しい。
ちなみにこちらが、西行戻しの松です。歌人西行がこの地を訪れた際に、一人の童子に、才人が多い
霊場松島を訪れると恥をさらすことになる、と諭され、慌ててこの地を去った、という伝説があるそう
です。
ここからの写真は、西行戻の松公園のすぐ上にある、白衣観音展望台からの眺望です。4枚
まとめてご覧ください。
続いて、松島四大観と言われる展望スポットの1つ、扇谷に移動してみました。
どこから見ても、格別の景色です。
これは扇谷の頂上にあった、金翅堂(こんじどう)。
まだまだ見飽きないところではありましたのが、時間もおしてきたので松島を後にし、塩竃へ。
こちらは、鹽竈(しおがま)神社です。鹽竈神社は、全国にある鹽竈(塩竈・塩釜)神社の総本社
だそうです。創建の年代は不明ながら平安時代には既に存在していたという、かなり由緒ある
神社です。現在の社殿は仙台藩四代藩主伊達綱村の時に造営に着手、五代藩主伊達吉村の時の
1704年に竣工したそうです。
こちらは、国の重要文化財にも指定されている左右宮拝殿です。3本殿、2拝殿という構成で、
これは全国的にも類例がないそうです。
同じく重文の唐門(四足門)です。
御文庫(旧鐘楼堂)。室町時代の創建と言われ、当神社では最も古い建築物です。
社内の池と藤棚。その向こうには、松島湾が見えます。これまた、良い景色です。
この後、日本100名城の1つ、多賀城跡へ。写真の建物の中にあるのは、有名な多賀城の石碑です。
外郭南門跡。城址全体が夕陽を浴びて輝いてる感じでした。
観光はここでおしまい。多賀城を出てしばらく車で走っている間に、すっかり日も暮れてしまいました。
そして、仙台駅に戻って、駅ビル「エスパル(S-PAL)仙台」のB1にあった、「郷土料理 みやぎ乃」
というお店で夕飯。昼は牛タンでしたので、夜は海鮮丼にしてみました。それに、宮城の地酒「雪の
松島」の熱燗。いずれも美味しかったですよ。
帰路は、仙台駅19時13分発の、E5系で運転される「やまびこ64号」を利用。降車する大宮駅まで
の所要時間は1時間33分。19時26分発の「はやて46号」だと1時間16分ですので、それほどの差は
ありません。
前編でも書きましたが、「はやて」を利用できない代わりに、約30%割引になりましたので、その差額
の一部を充てて、帰りはグリーン車に乗ってみました。ゆったりとしたシートで、かつ乗客も少なく、
貸切気分で1時間半を堪能しました。
車内では、宮城県は石巻の地酒「墨廼江」の特別純米酒、それに、これも石巻の地酒「勝山 縁」。
いずれも、有名なお酒のようです。私は全くの不案内なので、ショップの店員さんの勧めで買いました。
飲み過ぎ?いやいや、東北の復興のため、という大義名分がありますので。
そんなこんなで、すっかりお酒も回って良い気分になった20時46分に大宮駅に到着しました。
大宮駅を8時2分に出て、仙台~松島~塩竃~多賀城を巡って、20時46分着ですので、かなり充実
した一日でした。
そんな行程が、今後東北を、宮城を訪ねる予定の方の参考になれば、幸いです。
五大堂のあとは、松島港周辺を散策。こちらは、福浦島と、そこへ続く福浦橋。島の様子が気にはなり
ましたが、橋を渡るのは有料だったので、橋の手前で景色を見て、おしまいにしました。
でも、ここからでも、十分に良い眺めです。
御水夫町(おかこまち)の民家。御水夫町は瑞巌寺の東に隣接した一帯で、仙台藩主等が松島遊覧
する際に御座船を操った水夫衆が集団で住んでいたそうです。往時には48軒を数えましたが、その
後、最後に残った1軒をこの地に移築したそうです。
再び松島港にて。
次に、お昼を食べたレストランの店員に、「この周辺で松島を見るならここが一番」、と勧められた、
西行戻の松公園と、隣接する白衣観音展望台へ。まずは、西行戻の松公園から望む松島です。
まさに絶景です。朝からずっと曇りがちでしたが、この頃からは良い感じで陽が射してきました。
遠く、水平線方向に点在する小さな島々、いやぁ、何とも美しい。
ちなみにこちらが、西行戻しの松です。歌人西行がこの地を訪れた際に、一人の童子に、才人が多い
霊場松島を訪れると恥をさらすことになる、と諭され、慌ててこの地を去った、という伝説があるそう
です。
ここからの写真は、西行戻の松公園のすぐ上にある、白衣観音展望台からの眺望です。4枚
まとめてご覧ください。
続いて、松島四大観と言われる展望スポットの1つ、扇谷に移動してみました。
どこから見ても、格別の景色です。
これは扇谷の頂上にあった、金翅堂(こんじどう)。
まだまだ見飽きないところではありましたのが、時間もおしてきたので松島を後にし、塩竃へ。
こちらは、鹽竈(しおがま)神社です。鹽竈神社は、全国にある鹽竈(塩竈・塩釜)神社の総本社
だそうです。創建の年代は不明ながら平安時代には既に存在していたという、かなり由緒ある
神社です。現在の社殿は仙台藩四代藩主伊達綱村の時に造営に着手、五代藩主伊達吉村の時の
1704年に竣工したそうです。
こちらは、国の重要文化財にも指定されている左右宮拝殿です。3本殿、2拝殿という構成で、
これは全国的にも類例がないそうです。
同じく重文の唐門(四足門)です。
御文庫(旧鐘楼堂)。室町時代の創建と言われ、当神社では最も古い建築物です。
社内の池と藤棚。その向こうには、松島湾が見えます。これまた、良い景色です。
この後、日本100名城の1つ、多賀城跡へ。写真の建物の中にあるのは、有名な多賀城の石碑です。
外郭南門跡。城址全体が夕陽を浴びて輝いてる感じでした。
観光はここでおしまい。多賀城を出てしばらく車で走っている間に、すっかり日も暮れてしまいました。
そして、仙台駅に戻って、駅ビル「エスパル(S-PAL)仙台」のB1にあった、「郷土料理 みやぎ乃」
というお店で夕飯。昼は牛タンでしたので、夜は海鮮丼にしてみました。それに、宮城の地酒「雪の
松島」の熱燗。いずれも美味しかったですよ。
帰路は、仙台駅19時13分発の、E5系で運転される「やまびこ64号」を利用。降車する大宮駅まで
の所要時間は1時間33分。19時26分発の「はやて46号」だと1時間16分ですので、それほどの差は
ありません。
前編でも書きましたが、「はやて」を利用できない代わりに、約30%割引になりましたので、その差額
の一部を充てて、帰りはグリーン車に乗ってみました。ゆったりとしたシートで、かつ乗客も少なく、
貸切気分で1時間半を堪能しました。
車内では、宮城県は石巻の地酒「墨廼江」の特別純米酒、それに、これも石巻の地酒「勝山 縁」。
いずれも、有名なお酒のようです。私は全くの不案内なので、ショップの店員さんの勧めで買いました。
飲み過ぎ?いやいや、東北の復興のため、という大義名分がありますので。
そんなこんなで、すっかりお酒も回って良い気分になった20時46分に大宮駅に到着しました。
大宮駅を8時2分に出て、仙台~松島~塩竃~多賀城を巡って、20時46分着ですので、かなり充実
した一日でした。
そんな行程が、今後東北を、宮城を訪ねる予定の方の参考になれば、幸いです。
一日で結構回れるんですね。たまにはグリーン車もいいですね。
by takenoko (2014-02-12 06:10)
グリーン車で、自称:飲み鉄したい私です。
ワンカップより小瓶で、マイ猪口持参したいですね。
by hanamura (2014-02-12 09:51)
グリーン車で、軽く一杯であれば、あっという間に大宮到着ですね(笑)
by suzuran6 (2014-02-12 16:59)
絶景ですね。ああ 松島や と唸りたくなって来ますね。電車って酔って乗るとすぐ眠たくなるんですよね。
by ノリパ (2014-02-14 19:22)
最近は普通車だと隣席に客が来たり、
座席の幅が狭かったりとするので、
グリーン車を利用する機会が増えました。
後、肘掛けの争奪戦などもあるので・・・
よっぽどの事が無ければ、
隣席に客が来る確率は低いので、
快適なグリーン車は病みつきです。
by ミスター仙台 (2014-02-14 20:15)
グリーン車に乗って旅したいです。
お祝いのコメントをいただきありがとうございました^^
by まー坊 (2014-02-15 11:43)