JRおおみや『鉄道ふれあいフェア2010』：いろんな街：SSブログ

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今日、JR東日本の大宮総合車両センターで、この時期恒例の『鉄道ふれあいフェア』が開催され、今年も
１人で行ってきました（かつては子供が一緒に来てくれましたが、近年は誰の賛同も得られません）。

いつもそうですけど、今年も開始予定時間の9時30分よりもかなり早い時間から、このイベントを楽しみに
してる鉄ちゃんや家族連れで大混雑です。今日も、並んでる人の列が長くなり過ぎたのか、予定より10分
早い9時20分のスタートでした。

入場と同時に向かうのが、車両展示広場。今年は電気機関車４台だけと、例年になく展示車両が少ない
ように思いました。いつもなら、休憩広場前に５両編成くらいの車両の展示がありますが、今年はそれも
なかったですし。しかも、展示車両には近づけないようにロープが張ってありましたし。これでは、ふれあい
フェア、ならではの魅力が半減、ですね。とはいえ、レアな車両に出会える貴重な機会であることには
変わりませんが。今年は、EF510-1、EF510-501、EF80-36、そして昨年に続いてEF65-535、の4両が
展示されてました。

まず、富山機関区所属のEF510-1。真っ赤な車体が目立ちます。

そして、EF510-501。EF81に代わって、北斗星やカシオペアを牽引する機会が増えてきているようですね。
この日も、北斗星とカシオペアのヘッドマークを付けてました。

こちらは、EF80 36。4年ぶりに鉄道ふれあいフェアに登場しました。きれいに塗装したようです。

続いてが、EF65 535。2年前に引退運転した時のヘッドマークを片方に、もう一方には、かつての寝台特急
牽引時を想起させる、「富士」のヘッドマークを付けてました。「富士」の方は、時間帯によって「はやぶさ」や
「あさかぜ」に付け替えられたようです。これもまた、引退したとは思えない、ピカピカのボディでした。
現役時代と変わらぬ。

そのEF65の横を、今回の試乗車両だったE259系が通過していきます。「ご苦労様」「これから頑張れよ」
なんて会話をしているかのように見えました。

ここからは、JR貨物大宮車両所の室内展示車両です。まず、EF64 1007。「あけぼの」のヘッドマーク付です。

EF65 1060です。

EF500 38、「金太郎」です。

一番奥には、EF65 1063もありました。

ここで、1枚、E259系。こうして見ると、いかにもこっちに向かって走ってきそうですが、今回は試乗運転する
線路沿いには近づけないようになってました。

再び、室内の車両です。こちらは、車掌体験ツアーのイベントに使われてたクモハ115-312。115系、頑張っ
て欲しいです。

そして、武蔵野線用の205系。

最後に、展示車両ではありませんが、遠くに見えた車両を２つ。１つは、引退した301系で唯一保存されて
いる、クモハ300-4。ゴミ捨て場の奥に停まっている姿があまりにも悲しげです。何とか今後も保存して
おいて欲しいです。

そして、209系が1両。209系はまだ健在ではありますが、京浜東北線色の車両を是非保存して欲しい
ですね。

今回、私が現地にいたのは1時間30分程度でした。つまり帰ったのは10時50分過ぎだったのですが、
この時点で、ふれあいフェアに向かう人の列が1km近く続いてました。いやぁ、すごい人気ですね。
おそらく、このイベントの準備・運営に携わる方々は大変だと思いますが、5月恒例のビッグイベントの
１つとして、末永く続けていって下さい。

そうそう、先日、JR東日本の方に会った際に聞いた話ですが、こうしたイベントの際に必ず、鉄道模型
を走行させてますよね。あれらの車両を持ち込んで走らせているJRの方々の中には、結構、部長・役員
クラスの方もいるんだそうです。
いつも職場にいるときの厳しい表情とは違って、まるで子供のように目を輝かせながら、自分の宝物である
鉄道模型を熱心に動かしている上司の、そんな姿を見るのも悪くはないかもしれませんね。