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川越城址と小江戸の街(後篇) [関東]

昨日の続きです。

仙波東照宮の次は、同じ敷地内にある喜多院。天長4年(830年)の開祖という歴史ある
お寺で、蔵造りの街並と並び、川越の代名詞の1つですね。

喜多院には、国指定の重要文化財である客殿、書院、慈眼堂、鐘楼門、山門など、価値ある
建造物も多く、江戸城・徳川家ゆかりの寺院として必見です。但し、GWのこの時期には、
ちゃっかり特別展を催していて、通常400円の拝観料が一気に1,000円に跳ね上がってます。
う~ん、商売上手というんでしょうかねぇ。。。

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(鐘楼門)

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(慈眼堂)

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(山門)

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(多宝塔と慈恵堂)

1782年から1825年の約50年間に造られたという五百羅漢。
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そして、蔵造りの街並を見学。最盛時には200軒余りもの蔵造りの商家が並んでいたとか。
今は数も少ないし、現代的な建物や看板などが多少目立つものの、江戸の町の雰囲気は
十分。ただ、狭い道路の両側を大勢の観光客が歩き、その間をバスや乗用車が行きかう
ため、人も車も大渋滞でした。土日は歩行者専用道にするくらいの判断が必要かもしれ
ませんね。

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(宅配便の車が停車した際には、更に渋滞が加速。困ったもんです)

ここにあるのは商家だけではありません。1918年に建てられた旧八十五銀行本店(現埼玉りそな
銀行川越支店)や、1928年に建てられた旧武州銀行川越支店(現川越商工会議所)なども
歴史を感じる立派な建物です。
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(左が旧八十五銀行、右が旧武州銀行)

川越のシンボル、といえば時の鐘でしょう。元々、寛永年間(1624~1644年)に建てられ、
時を告げてきたものが、明治26年の大火で焼失しその翌年に再建したものが現在の時の
鐘です。今も1日に4回、その音を響かせているそうです。
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こうして、3時間ほどかけて、小江戸の街を楽しませてもらいました。今回見たほかにも、
氷川神社、菓子屋横丁、美術館に博物館と、見どころ満載です。本丸御殿の修復が終了次第
再び訪れてみたいですね。

ちなみに、この日の土産は創業明治20年という「くらづくり本舗」さんの、くらづくり最中「福蔵」。
十勝産の小豆を使った餡と福餅が入った、重量感たっぷりの最中です。美味しかったですよ。
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(くらづくり本舗)

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コメント 3

つぼっち

写真を拝見していると、まるでタイムスリップしたような気がします。
川越に行ってみたくなりました!
by つぼっち (2009-05-04 09:27) 

ノリパ

時の鐘見に行きました。そういえばもう10年くらい前かも。
川越は、いろんな見どころがあっていい所ですよね。takeさんのおっしゃる
菓子屋横丁にもいきましたね。あー、もう一回いきたいっス。
by ノリパ (2009-05-04 18:44) 

Morimo

確かに車が多かったイメージがありますね。メイン通りをゆっくり歩けないのは観光客的にはマイナスかもしれませんね。

福蔵。。。とても美味しかったです。
http://miage.blog.so-net.ne.jp/2008-06-02-2
by Morimo (2009-05-04 22:54) 

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