伊奈 （「ヒガハス」での鉄道と陣屋跡）

昨日（12/20）、子供が加入してるサッカー団の試合が上尾市であり、その送り迎えに
車で行ってきました。ならば、試合の合間の時間を無駄に過ごしてはいけない、との
思いから、まずは朝、東北本線の撮影スポットで有名な通称「ヒガハス」（東大宮～
蓮田間）へ。試合会場から3kimくらいだったので。

撮影スポットに着いた直後に、まず、上り「北斗星」。1日1本に減りましたが、いつまでも、
夢を運び続けて欲しいです。


次にEF65牽引の貨物列車。この場所では、これを撮りに来てる方が多かったようです。


続いて、185系特急「おはようとちぎ号」。


これは、特急「スペーシアきぬがわ2号」。


この間、233系の普通や快速は頻繁に通りましたが、211系はほとんど通りませんでした。


そして最後に、183系（幕張車）。ここまで撮って、試合会場へと戻りました。


ちなみにこのヒガハス。いつもブログを拝見させていただいている、schnitzer さんの記事にも登場してました。
私が撮った場所とは反対向きのようですが。
（http://mc485.blog.so-net.ne.jp/2008-09-27）


この後、子供達にとっての試合より大事なイベント、お弁当タイムには、来るときに地図で
見かけた「伊奈氏屋敷跡」なる史跡に行ってみました。車で5分もかからない場所にあったので。

この屋敷跡は、関東郡代の伊奈氏が、1590年から1629年までの間、陣屋を構えて関東の
直轄地を支配する拠点としていた、というもので、いわば、お城のようなものです。
ただ残念ながら、跡地の大半は民家の敷地内にあり、素人には屋敷跡の痕跡を見つけるのは
難しい状況です。所々に案内板はある以外は。

まずは、表門跡付近です。


雑草の茂る空き地の一角に、とても史跡とは思えないような、朽ちた木の案内がありました。


この付近は、沼というか池というか、に囲まれていて、かつては堀があったのかもしれませんね。
何の説明もなかったので、分かりませんが。


これが二の丸跡。土塁で囲まれた様子がよく分かりました。


そして、裏門跡。この空き地のような場所には、発掘調査の結果、障子堀があったことが確認
されたそうです。今は埋められていますが。


裏門跡のすぐ脇を新幹線が駆け抜けていきます。さびれた史跡と新幹線、このアンマッチな風景
逆に面白いかもしれません。


歴史好きとしては、こんな史跡も、戦国～江戸の様子を伝える貴重な場所だし、是非、住民の方の
ご理解のもとで、公園化を進めてほしいものです。

この日、家を出たのが7時。帰って来たのが18時。私も子供も、すっかり疲れきってしまいました。
気温がいつもより高めだったのが救いでしたが。

タグ：ヒガハス　北斗星　スペーシア　電車　伊奈氏　陣屋 屋敷跡

コメント 7

ヒガハスという言葉・・・不思議な響きです。勉強になります。
新幹線脇の朽ち果てた案内。時の流れの非情さを感じさせられます。
でも、そういう所に行っとかないと、ダメですよね。それがしも行っときます。
by ノリパ (2008-12-21 19:00) 

僕も北斗星には牽引機の側面にある流星の如く、輝き続けて欲しいと思っています。ただ、使用車両の車歴が長いことが気掛かりです。
ヒガハスの近くにそんな史跡があるとは知りませんでした。保存に関しては、もう少し配慮して頂きたいかなと思います。
by PochiPapa (2008-12-21 22:43) 

ブログを紹介していただき、誠にありがとうございます。
午前中のヒガハスは楽しいですね。
また行きたいと思ってはいるのですが、年末年始は厳しいかもしれません。
by schnitzer (2008-12-21 22:58) 

皆様のブログを見ていると、私も電車の写真を撮りたくなってきます。。。鉄分は小学生時だけだったのですが。。。奥が深そうですよね。
by Morimo (2008-12-23 01:49) 

お疲れ様でした。
見事なお写真に感激しています！

by hiro78 (2008-12-23 22:53) 

へぇ～上尾にもこういったところが
あるのですね。
近くに住んでいるのに
知りませんでした。
今度訪ねて見ます。
by teru (2008-12-25 02:11) 

ここ、いいですねー。
いってみたいです。
子どもの試合の合間にっていうのがいいですね。
そうか。子どもがいても楽しめるのか。
私もそうしたいなーー。

by keroro (2008-12-28 00:00)