東武博物館へ [鉄道]
昨日(8月14日)、東武スカイツリーラインの東向島駅の高架下にある、東武博物館に
初めて行ってみました。
ここは、模型のジオラマやシミュレーターなど、どちらかと言うと子供向けの展示物が中心
ですが、希少な車輌が幾つか展示されてますし、入館料も200円ということで、一見の価値は
あると思います。
まず入口の券売機で入場券を買い、中に入ると正面にあるのが、SLのB1形 5号機関車。
明治32年の北千住~久喜の開業に先立ち、明治31年に英国から輸入した12両のうちの1両で、
昭和40年まで伊勢崎線の貨物列車を牽引していました。英国のイギリスのベイヤー・ピーコック
社の製造で、旧国鉄の5500形蒸気機関車と同型機です。
重厚感のあるエンブレム。歴史を感じさせます。
このSL、一日に4回、汽笛を鳴らし、写真を動かしてくれます。もちろん、前に動くわけでは
ありませんが、かなりの迫力です。
SLの隣には、デハ1形5号。大正13年、浅草~西新井間の電化に伴い、東武鉄道最初の電車
として導入されたのがデハ1形です。昭和31年に西新井工場の入換車に転用となり、昭和56年
に引退。東武動物公園に展示保存されましたが、平成元年の東武博物館の開館の際に、こちら
に移されたそうです。
反対側から。木造の車両、良いですね。20年ほど前まで鶴見線を走っていた車両を思い出します。
車内の様子。入換車となった時に撤去された車内設備ですが、展示の際に復元したそうです。
この車両、日本車輌製造東京支店で製造されました。
全面をアップで。いやぁ、シブくてカッコいいですね。これが、復活運転したら、ものすごい
話題になるでしょうね。
昭和26年に登場した5700形ロマンスカーの前頭部。昭和35年に貫通扉付きに改造され、その
後、平成元年に廃車になりました。これは5703号です。
中庭に展示されているED101形 101号。東武鉄道最初の電気機関車で、昭和3年英国で製造
されました。昭和47年に近江鉄道に譲渡されましたが、平成21年に当地に戻ってきました。
こちらは、5700形ロマンスカーの5701号です。
5703号と同様に、昭和35年には貫通扉付きに改造されましたが、平成3年、当地での展示を
気に、デビュー当時の流線形に復元されました。
東武鉄道の貨物電化に伴い昭和32年から37年にかけて増備されたED5010形5015号電気機関車。
昭和34年に東上線に配備され、昭和59年に廃車になりました。
こちらのプレートも歴史を感じます。
博物館の外には、1720系デラックスロマンスカーの1721号が展示されています。館内からは
車内に入ることができます。
昭和35年から長く、東武鉄道の顔として、走り続けましたが、平成3年に引退しました。今でも、
東武特急というと、この車両をイメージする人も少なくないのではないでしょうか。
これは、今はなき、日光軌道線の200形203号です。日光軌道線は、国鉄日光駅前から、
いろは坂の入口付近の馬返までの10.6kmを走る路面電車でした。日光軌道線は明治43年に
開業しましたが、その後のいろは坂の開通等により利用者が激減し、昭和43年に廃止となった
そうです。
こちらの車両は昭和29年に導入され、昭和43年の廃止まで走った、2両連結の車両です。
200形をもう1枚。
ここには、鉄道車両以外も展示されていました。その1つがこれ。昭和26年製の「キャブ
オーバーバス」。ボンネット型のバスト同じような構造ながら、客室を全面いっぱいまで
伸ばして、エンジン部分が客室まで張り出しているのが特徴とのことです。
日光の明知平ロープウェイのゴンドラ。
おまけ。東向島駅で撮った、200系急行「りょうもう」号。
最後に、東京メトロの8000系。
ここにしても、例えば地下鉄博物館にしても、子供向けっぽい雰囲気で、大人一人での入館は、
若干恥ずかしい気もしますが、これだけ貴重な車両の展示を手頃な入館料で見ることができると
いうのは、とても魅力的です。
各地にある鉄道関連の博物館、ひとつ一つ、訪ね歩いてみようかな...(^^)
初めて行ってみました。
ここは、模型のジオラマやシミュレーターなど、どちらかと言うと子供向けの展示物が中心
ですが、希少な車輌が幾つか展示されてますし、入館料も200円ということで、一見の価値は
あると思います。
まず入口の券売機で入場券を買い、中に入ると正面にあるのが、SLのB1形 5号機関車。
明治32年の北千住~久喜の開業に先立ち、明治31年に英国から輸入した12両のうちの1両で、
昭和40年まで伊勢崎線の貨物列車を牽引していました。英国のイギリスのベイヤー・ピーコック
社の製造で、旧国鉄の5500形蒸気機関車と同型機です。
重厚感のあるエンブレム。歴史を感じさせます。
このSL、一日に4回、汽笛を鳴らし、写真を動かしてくれます。もちろん、前に動くわけでは
ありませんが、かなりの迫力です。
SLの隣には、デハ1形5号。大正13年、浅草~西新井間の電化に伴い、東武鉄道最初の電車
として導入されたのがデハ1形です。昭和31年に西新井工場の入換車に転用となり、昭和56年
に引退。東武動物公園に展示保存されましたが、平成元年の東武博物館の開館の際に、こちら
に移されたそうです。
反対側から。木造の車両、良いですね。20年ほど前まで鶴見線を走っていた車両を思い出します。
車内の様子。入換車となった時に撤去された車内設備ですが、展示の際に復元したそうです。
この車両、日本車輌製造東京支店で製造されました。
全面をアップで。いやぁ、シブくてカッコいいですね。これが、復活運転したら、ものすごい
話題になるでしょうね。
昭和26年に登場した5700形ロマンスカーの前頭部。昭和35年に貫通扉付きに改造され、その
後、平成元年に廃車になりました。これは5703号です。
中庭に展示されているED101形 101号。東武鉄道最初の電気機関車で、昭和3年英国で製造
されました。昭和47年に近江鉄道に譲渡されましたが、平成21年に当地に戻ってきました。
こちらは、5700形ロマンスカーの5701号です。
5703号と同様に、昭和35年には貫通扉付きに改造されましたが、平成3年、当地での展示を
気に、デビュー当時の流線形に復元されました。
東武鉄道の貨物電化に伴い昭和32年から37年にかけて増備されたED5010形5015号電気機関車。
昭和34年に東上線に配備され、昭和59年に廃車になりました。
こちらのプレートも歴史を感じます。
博物館の外には、1720系デラックスロマンスカーの1721号が展示されています。館内からは
車内に入ることができます。
昭和35年から長く、東武鉄道の顔として、走り続けましたが、平成3年に引退しました。今でも、
東武特急というと、この車両をイメージする人も少なくないのではないでしょうか。
これは、今はなき、日光軌道線の200形203号です。日光軌道線は、国鉄日光駅前から、
いろは坂の入口付近の馬返までの10.6kmを走る路面電車でした。日光軌道線は明治43年に
開業しましたが、その後のいろは坂の開通等により利用者が激減し、昭和43年に廃止となった
そうです。
こちらの車両は昭和29年に導入され、昭和43年の廃止まで走った、2両連結の車両です。
200形をもう1枚。
ここには、鉄道車両以外も展示されていました。その1つがこれ。昭和26年製の「キャブ
オーバーバス」。ボンネット型のバスト同じような構造ながら、客室を全面いっぱいまで
伸ばして、エンジン部分が客室まで張り出しているのが特徴とのことです。
日光の明知平ロープウェイのゴンドラ。
おまけ。東向島駅で撮った、200系急行「りょうもう」号。
最後に、東京メトロの8000系。
ここにしても、例えば地下鉄博物館にしても、子供向けっぽい雰囲気で、大人一人での入館は、
若干恥ずかしい気もしますが、これだけ貴重な車両の展示を手頃な入館料で見ることができると
いうのは、とても魅力的です。
各地にある鉄道関連の博物館、ひとつ一つ、訪ね歩いてみようかな...(^^)
東武博物館!大好きです。
あああ!やっぱり、私は、乗り鉄派なんだなぁ~。
そして!シミュレーション体験も好きなんだなぁ~。
MY鉄道時計持参です!爆!爆!爆!ちゅど~ん!
by hanamura (2016-08-19 14:53)