初夏の鎌倉路を歩く　（その２）：いろんな街：SSブログ

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初夏の鎌倉路を歩く　（その２）　[関東] [編集]

前回の記事からかなり時間が経ってしまいましたが、5月5日の行ってきた、鎌倉散策の第2弾です。
まずは、明月院から横須賀線を挟んで反対側にある浄智寺へ。
浄智寺は、北条時頼の3男である北条宗政の菩提を弔うために、1283年に創建されたそうです。
鎌倉五山の第四位ということです。

石段を登ったところにある鐘楼門。中国風の造りが特徴です。

客殿。

ここにも「やぐら」がありました。

鎌倉七福神の１つに数えられている布袋尊。おなかをなでると、元気をもらえるそうです。

浄智寺を出たところでランチタイム。お店の洒落た雰囲気に誘われて、鎌倉海道沿いにある「cafe　鎌倉
　Sakura」というお店に入ってみました。

ここはカレーとコーヒーとデザートが自慢のお店だとか。で、注文したのは、海老カレーと生ビール。
この日、とても暑かったので、生ビールが美味しかったです。もちろん、お店自慢のカレーも。
しかも、お店のスタッフは可愛らしい女性ばかりでした。

お昼を済ませた後、続いて向かったのは建長寺。歴史の教科書に必ず出てくる、鎌倉を代表する寺院
ですね。こちらは、その建長寺の山門（三門）。1775年の建立で、重要文化財に指定されています。

1647年に、芝増上寺から移築されたという仏殿。これも重要文化財です。

1814年建立の法堂。鎌倉最大級の木造建築物だそうです。

これも重要文化財の唐門。2011年に大修理が完了し、創建当時のきらびやかな姿が復元されました。

国の史跡及び名勝に指定されている庭園。右手の建物は得月楼。

この日、建長寺では、ダウン症の女流書家として、また、今年の大河ドラマ「平清盛」を題字を書いた
人として有名な、金澤翔子さんの書品展が開催されてました。私が行った時にはちょうどご本人が
いて、来館者に挨拶してました。言うまでもなく、見事な作品です。

せっかくなので、この日展示されていた作品の1部を。う～ん、上手い!!　この、力強い書きっぷりが
素晴らしいですね。

これは、鐘楼。そして、ここに架かる梵鐘は、建長寺創建当時からの数少ない遺品で、1255年制です。
国宝です。

この日の最後に向かったのが鶴岡八幡宮です。これまた有名すぎるくらいの、鎌倉を代表する神社
です。これは本宮。1828年の再建で、重要文化財です。朱塗りの建物が遠くからも鮮やかに見えます。

本宮へと向かう石段。たまたま、神社のお祭りのタイミングで、誰もいない状況で撮影できました。

舞殿と本宮。

お祭りが終わった後の石段。61段あります。さすがに混んでます。左手は、鶴岡八幡宮のシンボルで、
樹齢1000年とも言われた大銀杏。平成22年3月の強風で根元から折れてしまいました。

源頼朝と源実朝を祀る白旗神社。

最後に太鼓橋。今は通行できませんが、撮影スポットとして知られています。

ということで、北鎌倉で降り、円覚寺～東慶寺～明月院～浄智寺～建長寺～鶴岡八幡宮、と巡って、
ここで15時。早めの帰途につきました。このコースを歩いてみたのは、中学の時の遠足以来かな。
鎌倉を見る、鎌倉に触れる最もポピュラーなコースですよね。
次は、長谷寺にも行ってみたいし、もう少し足を伸ばして、江の島にも行ってみたいですね。