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九州横断1 (北九州~大分編) [九州]

3月10~11日、またまた仕事で九州へ。
今回は移動距離が長く、北九州空港⇒大分⇒小倉⇒佐賀⇒長崎⇒福岡空港、という
九州の北半分をまさに横断した2日だった。

まず10日、7時25分羽田空港発のANA3873便で北九州空港へ。この便、スターフライ
ヤーとのコードシェア便であった。スターフライヤー機は初めての搭乗ながら、シートの
座り心地が良いし、国内便なのに各シートにTVミニターがついているし、で、ANAやJAL
よりも快適だし、短時間ながら映画などを楽しめる。ただ、映画「バッテリー」を観させて
もらっていたにもかかわらず、エンディングの前に着陸となり、最後まで観る事ができ
なかったのが心残りだった。

北九州空港では、なぜか、アニメ銀河鉄道999のメーテルのロボットが出迎えてくれる。
作者の松本零士氏が北九州市のご出身だから、ということらしい。他の空港でも、こうした
出迎えがあると、空の旅も更に楽しくなると思う。

空港.jpg

北九州空港は関門海峡に近い周防灘の海に浮んだようにあって、空港や、陸側とを結ぶ連絡
道路からの眺めは素晴らしい。この日は風が非常に強く、じっくり景色を楽しむ状況ではなかっ
たけど、青い海、青い空、そして青い島、まるで、青と白の2色だけで描いた「モノクロ」の世界の
ような景色が拡がっていて、運転しながらも、思わず前を見るのを忘れてしまいそうだった。
海峡.jpg

ここから一気に大分市へ。
ここでは、いつもながらのお城見学。大分城は府内城とも呼ばれていて、戦国末期に、石田三成
の娘婿福原直高が築城したという。今も本丸と二の丸付近は城跡公園として整備され、現存する
2つの櫓(宗門櫓と人質西隅櫓)のほか、着至櫓、菱櫓などが復元されている。
3万石の小大名の城であり、規模は小さいが、逆に、城跡の周囲を歩いて1周しても10分程度
で見学できる。ちなみに、桜の名所の1つで、満開の時期には大勢の花見客で賑わうとのこと。

大分城.jpg
(現存する人質西隅櫓)

大分城3.jpg
(水堀では、鳥や亀が休息中)

この後、市内での会議を終え、この日宿泊する小倉までのんびり移動。
途中、別府の的ヶ浜公園でまずちょっと休憩。ここでは、海を見ながら砂浜でイチャつく
若いカップルの姿が目立った。そんな中、スーツ姿で砂浜を歩くのはちょっと抵抗感もあった
けどね。
別府.jpg

別府からは高速で宇佐まで行き、宇佐からは国道10号線で小倉を目指す。
途中、今度は中津城へ立ち寄り。中津城は、黒田孝高(如水)がその一部を築いた
ところで福岡に転封になり、その後を継いだ細川忠興が完成させたという。
本丸では石垣の上に建つ、5層の天守閣と2層の櫓の美しい姿を見ることができる
が、これはいずれも昭和になってから建てた模擬の天守で、戦国~江戸の時代に、
天守閣は建てられなかったそうである。また、日本三大水城の1つだそうだ。
模擬天守とはいえ、水堀沿いに建つその雄大な姿は見る価値十分である。

中津城.jpg

城跡近くにある南部小学校の校門は、中津藩の家老の屋敷門だったもので、中津城
に関係する唯一の現存する建築物だとか。さらに、この南部小学校の裏手には、大手
門付近の石垣も保存されていた。
中津城2.jpg

ちなみに、この中津城でも、石垣などの発掘・復元作業が行われていた。
中津城3.jpg

中津からはどこにも寄らず、小倉へ。
この日宿泊したのは、リーガロイヤルホテル小倉。
楽天トラベルで見つけた宿泊プランで、何と30㎡のツインルームをシングルユースで
総額8,900円(食事なし)。部屋からの眺望は抜群だし、駅からのアクセスもいいし、
これはゼッタイにオススメ!小倉に行く機会があれば、是非また泊まってみたいですね。

小倉.jpg
(小倉港側の景色)
小倉2.jpg
(小倉駅側の景色)

長くなったので、翌11日の行程については、またにします。







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宮崎 (ついに“憧れ”の地 巨人キャンプへ) [九州]

20日、毎度の出張のため、初めて宮崎を訪れる機会に恵まれた。

宮崎、というと、初めてとはいえ、私にとっては、妙に懐かしい、そして長年憧れていた、
ある意味聖地のような地である。
それはなぜか。というのも、私も小さい頃は、ご他聞にもれず、プロ野球選手を夢見る
野球少年であり、また東京で生まれ東京で育ったこともあって、大のジャイアンツファン
だったからである(今でも、ファンですが)。
当時の私にとって、後楽園球場、多摩川グランド、そして宮崎のキャンプ地、この3つが
いつか行ってみたい憧れの場所であり、特にそれがどこにあるのかもわからずに、
おそらくはるか遠くであろう宮崎の地に思いをはせていたものである。

その後、後楽園球場は何度も父に連れて行ってもらう機会があったし、多摩川グランド
には、高校生になる頃には自分ひとりで行けるようになった。ただ、残念ながら、
宮崎にだけは行く機会がなかった。そして今回、およそ35年の月日を経て、ようやく
子供の頃の「夢」が実現したのである。

宮崎出張が決まった時、まず調べたのが、キャンプ地の場所。仕事の合間に行く
ことができるのか、微妙だったからだ。結果は、キャンプ地が幸いにも空港から近く、
タクシーを飛ばせば、40~50分は見学できそうなことがわかった。
それからは、40過ぎのおじさん、としては恥ずかしい限りでもあるが、子供が遠足や
旅行を楽しみにする、あの時のような心境が続くことになった。

そして、いよいよ2月20日、その宮崎の、ジャイアンツのキャンプ地を訪問した。
幸いにも、非常に暖かい日で、練習するにもそれを見学するにもちょうどいい陽気に
恵まれた。
まずは、メイン会場である、サンマリンスタジアムへ。行った時は、内外野の守備練習中
で、ちょうどその時間帯は、残念ながら主力選手は阿部選手や清水選手くらいしか
見当たらなかったが、それでも、初めてみるキャンプは新鮮で、かつ迫力も十分であった。

(外野から見た、サンマリンスタジアムでの練習風景)

(サードベース付近で守備練習中の阿部選手他捕手陣)

次に、サンマリンスタジアムのすぐ脇にある、小さなグランドへ。
ここでは、リハビリ中の小笠原選手が別メニューで調整中。
ただ、ファンや報道陣が大勢集まっていた。これだけ近くで見ると
大人でも何だかワクワクしてしまう、そんな雰囲気だった。

(黙々と練習の準備をする小笠原選手)

次に向かったのが、かつてのメイン会場である、ひむかスタジアム。
ただ、ここでは、若手選手ばかりで、テレビでよく見るような選手は
見かけなかった。見物客も30人くらいだったかな。

そして最後に立ち寄ったのが、軟式野球場B。ここでは、
投手陣が守備練習中。高橋(尚)投手や門倉投手、野口投手、
それに新入団のクルーン投手らが。名の知れた選手を真近
に見ることができ、感動に値する時間であった。

(守備練習中の投手陣)

(エースの風格、高橋投手)

(既にすっかりチームに馴染んだ感じのクルーン投手)

こうして、ジャイアンツのキャンプを、駆け足ではあったが、楽しく
見学することができた。主力野手陣の練習する木の花ドームや、
上原投手らがいたと思われる新ブルペンに行く時間はなく、そう
いう意味ではやや心残りではあったが、子供の頃の夢が実現した、
という意味では、非常に充実した時を過ごすことができた。

その後慌てて仕事に戻ったが、東京への帰り際、15分ほどの時間
を使って、宮崎県庁へも寄ってみた。今最もホットな場所の一つで
あり、全国でも唯一大勢の観光客で賑わう県庁。それを一度は見て
みいと思っていたので。
行ってみると、平日ではありながら、やはり大混雑。
特に、中年のご婦人達が、好き勝手に写真を撮りまくっていた。
他の人への配慮のかけらもなく。さすが、ニッポンのおばさん!
そんな中、どちらかというと、東国原知事の写真と一緒に撮影する
人が多いように見受けられたが、実はこの庁舎自体、昭和7年竣工の、
非常にレトロな雰囲気のある、見る価値十分の建物である。
専門家には、文化財的価値があると思われているのではなかろうか。

(南国ムードも漂う、宮崎県庁舎)

(玄関付近の知事の写真。ご婦人達がいなくなる瞬間を待つのに
苦労しました...)

そんなこんなで、時間の余裕がなく、慌しい1日になってしまったが、
35年来の夢が実現した、思い出に残る1日であった。この日の土産は
日向まんじゅう。今や、このイラストがあるとないとでは、全然売れ行き
が違うそうで、私もついつい、味や伝統などにはこだわらず、思わず
このまんじゅうに手が伸びてしまった。と言っても、味はまずまずで
今回も子供達は美味しそうに食べてくれましたが。

最後に一言。ジャイアンツの選手の皆さん、勝手に写真を掲載して
すみません。長年ジャイアンツを応援する一ファンのわがままを
お許し下さい。ちなみに、今年の優勝は間違いないでしょう!
頑張れジャイアンツ! 日本一奪回だ、原監督!!


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鹿児島 (“幕末~維新の街”を訪ねて) [九州]

1月29日、実質的に初めての鹿児島へ。実質的に、というのも、厳密には
20年以上前に与論島に行ったことがあるからで、、それをカウントすると、
鹿児島県は2度目ということになります。
この日の鹿児島は最高気温が10度と、期待していた南国の暖かさはなく、
むしろ寒い1日でした。

空港からバスに乗って、11時半に鹿児島中央駅に到着。早目のお昼を済ませた
あと、50分ほど時間的に余裕があったので、周辺の史跡を訪ねて散策してみました。
なんたって、今年の大河ドラマの主役が、薩摩藩出身の「篤姫」だし、幕末から明治
維新にかけての激動の時代の舞台を、ということで。

まず、駅前にあったのが、「若き薩摩の群像」。1865年の薩摩藩英国留学生19名の
うち薩摩藩出身の17名を銅像にしたもの、だそうで、高さ12mもある、かなり大きな
銅像です。背後の観覧車が妙にアンマッチでした。

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熊本 (工事中の天守閣と市電) [九州]

18日、日帰りで熊本へ。熊本は、3年前に家族と行って以来、
二度目です。

まず驚いたのが、飛行機から見た、阿蘇山の大きさ。
着陸に向けかなり高度を下げてきた飛行機の窓からは、
外輪山を含めたその雄姿が、ひときわ大きく見えました。

その後、仕事の合間に、街の中心部にほど近いところにある
熊本城へ。築城400年祭ということで、市内のあちこちに
表示がありましたが、行ってみると、シンボルである天守閣は
工事中。せっかくここまで来たのに~、ってなりましたね。
強いて言えば、入館料が通常500円のところを、工事中のため
300円に割引されてましたが。
まあ、工事中とは言え、せっかくの機会だし、1時間ほどかけて、
城内をゆっくり回ってきました。


(このとおり、大天守も小天守も工事中...)

(近くで見上げるとこんな感じです)

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博多 (気の毒なサラリーマンに遭遇) [九州]

(後先が反対になったけど)21日はまず博多に行き、その後新幹線で
広島に移動しました。

博多ではほとんど時間がなく、仕事を済ませただけ。かろうじて、土産を
買う時間はあったけど。
今回は、菓子処 欧池の伝統銘菓「博多山笠」。第19回全国菓子大博覧会
名誉総裁賞を受賞、との表示が気になったので。それがどの程度の価値が
あるのかわからないけど、今回も家族には好評でした。

博多からの広島への移動中の出来事。
私は、博多からのぞみ号の3列席の窓側に座ってて、博多では
横の2席とも空いてたけど、次の小倉駅で、30過ぎのサラリーマンが
発車間際に飛び乗ってきて、私の列の通路側に腰掛けた。
その後、女性の車掌さんが来て、検札を始めたんだけど、その時の
話。サラリーマンが差し出した切符に「博多」の文字が見えたので、
何で博多からでなく小倉から乗ったのかな、と思ったんだけど、その
疑問はすぐ晴れた。
 車掌「お客様、この列車は東京方面ですけど、どちらまでですか?」
 サラリーマン「えっ、東京方面?」
 車掌「はい、東京行きののぞみですけど。」
 サラリーマン「....」
 車掌「博多に行くのでしたら、次の広島で下り列車に乗換えになります。」
 サラリーマン「広島?広島まで停まらないんですか....」
とまぁ、こんな感じ。結局、小倉から博多まで15分なのに、乗り間違えた
ために往復2時間以上の長旅になってしまったようです。
気の毒な方でした。私の場合、さすがに新幹線で乗り間違えた経験は
ないけど、急いでる時ほど気を付けないと、という良い教訓でした。

かくして、彼は、私とともに、広島までずっと同行するなったわけです。


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博多2 (短時間の出張) [九州]

今日6日、仕事で博多へ。
ただ、行きに福岡空港に着いたのが11時半。仕事が終わって
福岡空港に戻ったのが15時。ということで、わずか3時間半の
滞在だったので、特にこれといった発見もなく、自分としては、
物足りない出張でした。

とりあえず、家族にはお土産を。ということで、今回は二鶴堂の
「博多の女」というお菓子を買って帰りました。
博多人形のデザインで、
バームクーヘンに小豆羊かんを流し込んだ、
というもの。結構、子供達には好評でした。

次回は是非、ゆっくり時間を取って、海のものを中心に博多の美味しい
料理を味わって帰りたいですね。


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博多 (美味しい食べ物探し) [九州]

今日、17日は、本来休日だけど、仕事で福岡/博多へ。

午前中は強い雨。まるで台風が接近しているかのようだった。
そんな中、いつものごとく、観光するような時間もなく、せめて、美味しいものを
食べよう、ということで、お昼は博多の天神に近い、大名二丁目にある、「料亭
稚加栄」というお店にいった。夜はすごく高いらしいけど、お昼は定食が1200
円とリーズナブル。
この店の売りは、なんと言っても、風情ある和風の建物と、「日本一」という生け簀
カウンター。食事をしてる目の前を、鯛やヒラメなど、様々な魚が泳いでる。
いかにも、新鮮な料理を食べさせてくれる、という感じが伝わる。
詳しくは、お店のHPでご確認を。
http://www.chikae.co.jp/ryotei/index.html

この後は、仕事をこなして帰るだけだったけど、家族に買って帰ったお土産が
結構評判良かったので、紹介します。
まずは、左衛門というところの「博多ぶらぶら」という和菓子。羽二重餅を小豆で
包んだようなお菓子で、伊勢の赤福みたいな食感。第19回内閣総理大臣賞を
受賞しているそうで、甘党の方にはお勧めです。

もう一つが、ベビースターのご当地版である、「ベビースター 博多のラーメン
焼」。我が家の子供達は、ベビースターが大好きで、和菓子や洋菓子のお土産
より、ベビースターのご当地限定バージョンを好みます。個人的には、そんなに
大したものではないと思うけど...

ということで、今回は、ちょっとだけ味にこだわってみた、日帰り出張でした。


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博多2 (暑さでバテバテ) [九州]

25~26日に、博多に行ってきた。今回もあまり時間がなかったけど、
25日に、福岡城跡に行ってみた。黒田長政が築城した「舞鶴城」とも
呼ばれる大きなお城、ということだったけど、あまりの暑さに、ちょっと
見て引き返した。少なくとも、25日も26日も、最高気温が34度とか
で、さすがに、炎天下を散策するのは断念せざるを得なかった。
(福岡城多聞櫓)

26日の朝、博多駅に行ったけど、そこでは、次々と入線してくるカラフル
な特急列車に思わず見とれてしまった。赤、白、青、緑、黒、など、
綺麗な車両が各地に向けて出発していくのを見て、思わず、写真を
撮ってきた。これから旅行に行くような感じの、子供達の嬉しそうな
笑顔が印象的だったな。しかし、駅にいたのは朝9時過ぎだけど、
すごく暑くて、朝から汗ビッショリだったよ。


最後に、博多には関係ないけど、車での移動中にラジオで聞いた
けど、24日に見てきて、このブログにも写真を載せた、松山の「坊
ちゃん列車」が25日に脱線して、2時間ほど不通になったとか。
見てきた翌日にそんなことになってしまった、というニュースに、
非常に驚きました。


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