仙台~松島へ (「がんばろう東北!」前編) [東北]
先日記事にしました日光~宇都宮への日帰り旅行の3日後、今度は、またも日帰りで仙台~松島に
行ってきましたので、報告させて頂きます。
今回、仙台までの往復に利用したのが、JR東日本の「びゅう 列車で行く日帰り旅行」です。例えば、
大宮~仙台を「はやて」や「やまびこ」で移動した場合の通常料金は片道10,070円、往復で20,140円
です。一方で、上記のコースだと、「「はやて」を利用できないという制約はありますが、大宮~仙台間の
往復に仙台での循環バス「るーぷる仙台」の一日乗車券がセットされて13,800円です。
更に、グリーン車を利用すると片道2,400円加算になるのですが、仮に往復グリーン車にしても、
18,600円です。お得だと思いませんか?
それなので、今回は、このコースを利用し、復路をグリーン車に、そして仙台ではトレン太君(+4,500円)
で行ってきました。
行きは大宮8時2分発の「やまびこ125号」に乗りました。この列車だと乗車時間は1時間39分なので
仙台に9時41分着です。この後の「はやて103号」は大宮を8時22分に出て仙台に9時37分着。
わずか24分の違いで前述の料金差ですから、私としては、「びゅう」のコースがおススメです。
写真は、仙台に到着した直後の「やまびこ」です。
仙台駅に到着後、レンタカーを手配し、最初に向かったのが仙台城址です。仙台城、別名青葉城は
言わずと知れた伊達正宗の城で、築城年は1601年です。仙台城には現存する建築物はなく、明治
時代に発生した火災や、第二次大戦での空襲などにより、全て焼失あるいは破却されてしまい、
大手門跡の北側の石垣上に長塀だけが残りました。
こちらは、大手門跡に再建された脇櫓です。
大手門北側の石垣と長塀です。
ちなみにこちらは、前回、震災直後の2011年5月15日に撮影した写真です。ここは修復されたん
ですね。
本丸北壁の石垣。ここは平成9年から16年にかけて大規模な修復工事を施していたからでしょうか、
東日本大震災の際にも崩れたりはしませんでした。
本丸跡にある、伊達正宗像。
本丸跡。すっかりきれいになってますが。。。
前回訪問時にはこんな感じでした。
本丸北西の石垣。大震災で崩落し、現在復旧工事中でした。再来年の3月に終了予定、と、工事関係
の方がおっしゃってました。それまで、大手門から本丸北側を通る道路は全面通行止めのままです。
2011年5月に、ほぼ同じ場所で。石垣が崩れてしまった様子が分かります。
仙台城の次に向かったのが、伊達正宗公の廟所、瑞鳳殿です。正宗公の亡くなった翌1637年に
建てられました。日光東照宮にも劣らない豪華な霊屋で国宝にも指定されていましたが、これも
第二次大戦の際の、アメリカ軍による空襲で焼失。現在の建物は昭和54年に復元されたものです。
同じ敷地内にある感仙殿。二代藩主忠宗公の霊屋です。これもどうように、空襲で焼失し、昭和60年
に復元されました。
瑞鳳殿に向かう杉参道。左側に手すりはありますが、左右の苔むした石垣や石段が、当時の面影を
残しています。
この後、松島を目指すのですが、途中、仙台港にある貨物(仙台臨海鉄道)のターミナルに立ち寄って
みました。というのも、前回、2011年5月に来たときは、津波で流されたままの悲惨な状況でしたので、
その復旧をこの目で確かめてみたかったのです。
こうして見ると、とても大きな被害を受けたようには思えませんが。。。
前回訪問した時の写真を見れば、当時の様子がよく分かります。
貨物ターミナル自体はこの通り、すっかりきれいに復興してますが、周囲には今もがれきの山が
何か所もあり、まだまだ、完全な復興には程遠いことを、改めて実感させられます。
松島に到着。こちらは仙石線の陸前浜田駅と松島海岸駅の中間あたりの海岸沿い、双観山の
近くです。小さな島が点々と海に浮かんでます。
双観山の見晴台にて。
これも、双観山から眺める松島です。
松島海岸駅の近くの駐車場に車を停め、ランチタイムに。やっぱり、ここまで来たら牛タンかな、という
ことで、牛タンカレーを食べてみました。結構イケてます。おいしかったです(写真はちょっと、ピントが
ボケてますが)。
お腹いっぱいになったところで観光を再開。海岸に隣接する小さな島にある五大堂を訪ねてみます。
こうして、小さな橋を3つ渡ったところに、重要文化財の五大堂があります。
しかし、消えかかってますが、こんなところ(案内板)にも、「HITACHI」のロゴが入るんですね。
広告料って、どのくらいするんでしょうか。。。
これが五大堂です。この建物、1604年に伊達正宗公が命じて建立したという、貴重な桃山建築の
建物です。
今日はここで一旦終了。松島の眺望の写真が少ないですね。
後編では、松島の景色を中心にしたいと思います。次回も、お付き合いください。
行ってきましたので、報告させて頂きます。
今回、仙台までの往復に利用したのが、JR東日本の「びゅう 列車で行く日帰り旅行」です。例えば、
大宮~仙台を「はやて」や「やまびこ」で移動した場合の通常料金は片道10,070円、往復で20,140円
です。一方で、上記のコースだと、「「はやて」を利用できないという制約はありますが、大宮~仙台間の
往復に仙台での循環バス「るーぷる仙台」の一日乗車券がセットされて13,800円です。
更に、グリーン車を利用すると片道2,400円加算になるのですが、仮に往復グリーン車にしても、
18,600円です。お得だと思いませんか?
それなので、今回は、このコースを利用し、復路をグリーン車に、そして仙台ではトレン太君(+4,500円)
で行ってきました。
行きは大宮8時2分発の「やまびこ125号」に乗りました。この列車だと乗車時間は1時間39分なので
仙台に9時41分着です。この後の「はやて103号」は大宮を8時22分に出て仙台に9時37分着。
わずか24分の違いで前述の料金差ですから、私としては、「びゅう」のコースがおススメです。
写真は、仙台に到着した直後の「やまびこ」です。
仙台駅に到着後、レンタカーを手配し、最初に向かったのが仙台城址です。仙台城、別名青葉城は
言わずと知れた伊達正宗の城で、築城年は1601年です。仙台城には現存する建築物はなく、明治
時代に発生した火災や、第二次大戦での空襲などにより、全て焼失あるいは破却されてしまい、
大手門跡の北側の石垣上に長塀だけが残りました。
こちらは、大手門跡に再建された脇櫓です。
大手門北側の石垣と長塀です。
ちなみにこちらは、前回、震災直後の2011年5月15日に撮影した写真です。ここは修復されたん
ですね。
本丸北壁の石垣。ここは平成9年から16年にかけて大規模な修復工事を施していたからでしょうか、
東日本大震災の際にも崩れたりはしませんでした。
本丸跡にある、伊達正宗像。
本丸跡。すっかりきれいになってますが。。。
前回訪問時にはこんな感じでした。
本丸北西の石垣。大震災で崩落し、現在復旧工事中でした。再来年の3月に終了予定、と、工事関係
の方がおっしゃってました。それまで、大手門から本丸北側を通る道路は全面通行止めのままです。
2011年5月に、ほぼ同じ場所で。石垣が崩れてしまった様子が分かります。
仙台城の次に向かったのが、伊達正宗公の廟所、瑞鳳殿です。正宗公の亡くなった翌1637年に
建てられました。日光東照宮にも劣らない豪華な霊屋で国宝にも指定されていましたが、これも
第二次大戦の際の、アメリカ軍による空襲で焼失。現在の建物は昭和54年に復元されたものです。
同じ敷地内にある感仙殿。二代藩主忠宗公の霊屋です。これもどうように、空襲で焼失し、昭和60年
に復元されました。
瑞鳳殿に向かう杉参道。左側に手すりはありますが、左右の苔むした石垣や石段が、当時の面影を
残しています。
この後、松島を目指すのですが、途中、仙台港にある貨物(仙台臨海鉄道)のターミナルに立ち寄って
みました。というのも、前回、2011年5月に来たときは、津波で流されたままの悲惨な状況でしたので、
その復旧をこの目で確かめてみたかったのです。
こうして見ると、とても大きな被害を受けたようには思えませんが。。。
前回訪問した時の写真を見れば、当時の様子がよく分かります。
貨物ターミナル自体はこの通り、すっかりきれいに復興してますが、周囲には今もがれきの山が
何か所もあり、まだまだ、完全な復興には程遠いことを、改めて実感させられます。
松島に到着。こちらは仙石線の陸前浜田駅と松島海岸駅の中間あたりの海岸沿い、双観山の
近くです。小さな島が点々と海に浮かんでます。
双観山の見晴台にて。
これも、双観山から眺める松島です。
松島海岸駅の近くの駐車場に車を停め、ランチタイムに。やっぱり、ここまで来たら牛タンかな、という
ことで、牛タンカレーを食べてみました。結構イケてます。おいしかったです(写真はちょっと、ピントが
ボケてますが)。
お腹いっぱいになったところで観光を再開。海岸に隣接する小さな島にある五大堂を訪ねてみます。
こうして、小さな橋を3つ渡ったところに、重要文化財の五大堂があります。
しかし、消えかかってますが、こんなところ(案内板)にも、「HITACHI」のロゴが入るんですね。
広告料って、どのくらいするんでしょうか。。。
これが五大堂です。この建物、1604年に伊達正宗公が命じて建立したという、貴重な桃山建築の
建物です。
今日はここで一旦終了。松島の眺望の写真が少ないですね。
後編では、松島の景色を中心にしたいと思います。次回も、お付き合いください。
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