371系「あさぎり」　＆　箱根：いろんな街：SSブログ

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371系「あさぎり」　＆　箱根　[関東] [編集]

1月9日、朝6時半に家を出て、御殿場に向かいました。いよいよ、JR東海にとって最初に導入した
車両である371系が3月に引退するということで、その371系を撮るために。
途中、東名高速を走行中、100mほど前を走ってたトラックが突然横転して白煙に包まれるのをかろうじて
避け、119番通報したりしてたため、有名な撮影スポットである御殿場～足柄間に到着したのが8時20分
過ぎ。371系特急「あさぎり」が通過するまで5分ちょっとしたありませんでした。危なかった！

でも、幸い、この日はご覧の通り、富士さんがバッチリ頂上まで見えてました。本来、もう少し左側から
右の架線柱を避けて撮りたかったのですが、何せ到着したのがぎりぎり。既に多くの同業者が集まって
ました。この車両、91年度にグッドデザイン賞までとったという素晴らしい車両ですが、とにかく1編成
しかないのがネック。次に来るのを待つことなく、次へ移動しました。

この後、箱根スカイライン、そして芦ノ湖スカイラインを通って、元箱根方面を目指しました。
これはその途中、石の鳥居の間から富士さんが見えてます。縁起が良さそうですね。

標高1070mにある三国峠から、遠く駿河湾を見下ろします。沼津市、三島市の夜景がとってもきれい
なんだそうです。

次に、芦ノ湖を見下ろします。

そして、芦ノ湖畔。この日は穏やかな晴天で、厚着したまま湖畔を歩くと、汗ばんでしまうくらいでした。

箱根駅伝の往路のゴール、復路のスタート地点です。ちょうどこの日の1週間前、「山の神様」東洋大学の
柏原選手が、区間新記録でこの場所を通ったんですよね。あの賑わい、熱気が嘘のように、静まり返って
ました。

その近くには、箱根駅伝にちなんだ碑がありました。この日は行きませんでしたが、箱根駅伝ミュージアム
なんてのもあるんですね。

続いて向かったのが、箱根関所。前の写真の場所から歩いても10分かかりません。箱根関所には、15年
くらい前に来たのが最後でしたが、いつのまにかその時とはすっかり様子が変わってました。というのも、
ここは平成11年度から13年度にかけて本格的に発掘調査を行い、その後、昭和58年に発見された
江戸時代の図面や調査結果に基づいて、建物や石垣の復元工事が行われ、平成19年の全面公開
となっていたんです。確かに、リアリティ溢れる雰囲気で、かなり時間をかけて見学してしまいました。
まずこちらが、京口御門。まるで、お城の門のようですね。

遠見番所。ここで、足軽が昼夜を問わず交代制で見張っていたそうです。

その、遠見番所から見下ろした、関所一帯です。

足軽番所です。足軽が寝起きする場所だったそうです。

復元された建物では、グレーな方々が執務中でした。写真は、大番所の中の様子です。

関所の後に向かったのが、箱根神社。お正月ということで、かなりの混雑でした。特に周辺の道路は
大渋滞中で。かなり遠いところの駐車場に車を停めて歩いて行くことになりました。
写真は本殿です。

箱根神社に隣接する九頭龍神社。今年が辰年ということもあって、箱根神社に負けないくらいの混雑ぶり
でした。

これは、芦ノ湖の「けけら木」。「けけら木」は、芦ノ湖の湖底木のひとつで、太古の昔に大地震で陸から
芦ノ湖に地滑りした樹木の化石だそうです。

これは弁財天社です。ちょっと淋しい感じがしますね。

この日はここまでで観光終了。帰りは、小田原まで、箱根駅伝と同じ国道1号線を（車で）走ってみました。
走ってみると、テレビで見て感じた以上に、かなりの高低差のある急な坂なんだということを実感しました。
ここを1時間ちょっとで上り下りする駅伝の選手たちに、改めて拍手を、エールを送りたくなります。

しかし、今日は寒いですね。雪にならないのが不思議なくらいです。明日も一日、雨なんだとか。
すっかり乾燥していた空気を湿らす効果があるとは言え、3日も降り続くとうんざりですね。みなさまは
いかがお過ごしでしょうか。