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「秋」のワンデーパスで都内散歩 （前編） [関東]
10日、都営地下鉄の「秋」のワンデーパスを買って、都内を散歩してきました。江戸の面影を
求めて。
この切符、たった500円で、都営地下鉄全線で1日乗り降り自由なんです。しかも、いろいろな施設
で割引を受けられる特典付き。この日は、そんな、お得な乗車券を買って、いろいろ巡ってみました。
まずは、京浜東北線から乗り換え、朝9時、大江戸線の上野御徒町駅の券売機でワンデーパスを
購入。そして、蔵前で浅草線に乗り換え、最初に向かったのが、本所吾妻橋駅の近くにある隅田公園。
ちなみに、大江戸線の蔵前と浅草線の蔵前は駅が接続していなくて、一旦外に出て300mほど歩く
という不思議な駅でした。ということで、浅草線の5300系。これは、本所吾妻橋で撮った写真では
ありませんが。
隅田川の両側に広がる隅田公園は、桜の名所として有名ですが、このうち、墨田区側はかつて、水戸
徳川家の下屋敷だった場所です。
こんな石碑も建ってました。
大名庭園らしい造りの和風庭園があります。これが江戸時代に造られたものなのか、分かりません
でしたが。
ちなみに、本所吾妻橋駅から隅田公園に向かう途中の、源森橋の上からは、スカイツリーと東武線
と川、という組み合わせでの写真を撮ることができます。アンバランスようで調和してる、そんな印象
でした。
次に、今度は蔵前駅で浅草線から大江戸線に乗り換えて、向かったのが清澄白河駅です。ここには、
都指定の名勝「清澄庭園」があります。ちなみに、一般の方の入園料は150円ですが、ワンデーパス
を提示すると、何と20％割引になります。と言っても、30円の割引ですが。
この庭園は、元々紀伊国屋文左衛門の屋敷跡だったとか。それを享保年間に下総関宿城主の
久世大和守の下屋敷となり、庭園のもとが造れらました。そして、明治11年に岩崎彌太郎が社員の
慰安や貴賓を接待する場所として、本格的な日本庭園に造り変えたそうです。
ガイドブックなどの写真で見かけるアングルです。手前に点々と続く石は「磯渡り」といいます。
泉水に浮かぶ島の１つ、中の島。その中央にあずまや。今は震災の影響で中の島への橋が通れない
ようになってました。
涼亭。明治42年に、岩崎家が、国賓として来日したイギリスのキッチナー元帥を迎えるために建てたもの
で、今も貸し切ることができるみたいです。
泉水に浮かぶ3つの島のうちの１つ、松島には雪見灯篭があるのですが、何か様子が変ですね。
こちらでは、傘亭付近の灯篭も。
ここでは、枯滝付近の灯篭も。これらは全て、3月11日の地震で崩れてしまったそうです。そのまま、
今も修復されていないのが残念ですね。しかし、地震の時、ここで灯篭を見ていた人は怖い思いを
したでしょうね。
次は、同じ清澄白河の近くにあった、江東区深川江戸資料館。ここの見所は、実物大に再現された
江戸時代末期の深川佐賀町の街並み。入場料は300円ですが、ワンデーパスの提示で、100円割引
の200円になりますので、ご提示をお忘れなく。
館内に入ると、眼下に（B1に）江戸の街が広がってます。思わず走って階段を降りたくなるような、
そんなワクワクした気分になります。まさに、タイムスリップです。
ここは表通り。左手前が、干鰯・〆粕・魚油問屋「多田屋」、その奥が土蔵、右側が八百屋です。
右手に猪牙船、左手に船宿「升田屋と相模屋」。威勢の良い船頭の声が聞こえてきそうです。
天麩羅屋。ここにおいてある天ぷらが、とてもリアルなんです。1本手に取って口に入れたくなりました。
ね、リアルでしょう。
屋台のそば屋。これを肩でかついで移動するそうです。今もあったら、結構食べてみたいかも。
長屋での。手前の家は、「船宿の船頭 松次郎」の住まい、です。長屋には計5家族のお住まいが
再現されてます。
このほかにも、火の見櫓、米屋とその土蔵、井戸や便所や稲荷社などがあり、いずれも、室内の
備品や商品、衣装などまで細かく再現されていて、かなり凝った作りになってます。歴史ファン必見
ですね。
前編はここまで。続きはいずれまた。
求めて。
この切符、たった500円で、都営地下鉄全線で1日乗り降り自由なんです。しかも、いろいろな施設
で割引を受けられる特典付き。この日は、そんな、お得な乗車券を買って、いろいろ巡ってみました。
まずは、京浜東北線から乗り換え、朝9時、大江戸線の上野御徒町駅の券売機でワンデーパスを
購入。そして、蔵前で浅草線に乗り換え、最初に向かったのが、本所吾妻橋駅の近くにある隅田公園。
ちなみに、大江戸線の蔵前と浅草線の蔵前は駅が接続していなくて、一旦外に出て300mほど歩く
という不思議な駅でした。ということで、浅草線の5300系。これは、本所吾妻橋で撮った写真では
ありませんが。
隅田川の両側に広がる隅田公園は、桜の名所として有名ですが、このうち、墨田区側はかつて、水戸
徳川家の下屋敷だった場所です。
こんな石碑も建ってました。
大名庭園らしい造りの和風庭園があります。これが江戸時代に造られたものなのか、分かりません
でしたが。
ちなみに、本所吾妻橋駅から隅田公園に向かう途中の、源森橋の上からは、スカイツリーと東武線
と川、という組み合わせでの写真を撮ることができます。アンバランスようで調和してる、そんな印象
でした。
次に、今度は蔵前駅で浅草線から大江戸線に乗り換えて、向かったのが清澄白河駅です。ここには、
都指定の名勝「清澄庭園」があります。ちなみに、一般の方の入園料は150円ですが、ワンデーパス
を提示すると、何と20％割引になります。と言っても、30円の割引ですが。
この庭園は、元々紀伊国屋文左衛門の屋敷跡だったとか。それを享保年間に下総関宿城主の
久世大和守の下屋敷となり、庭園のもとが造れらました。そして、明治11年に岩崎彌太郎が社員の
慰安や貴賓を接待する場所として、本格的な日本庭園に造り変えたそうです。
ガイドブックなどの写真で見かけるアングルです。手前に点々と続く石は「磯渡り」といいます。
泉水に浮かぶ島の１つ、中の島。その中央にあずまや。今は震災の影響で中の島への橋が通れない
ようになってました。
涼亭。明治42年に、岩崎家が、国賓として来日したイギリスのキッチナー元帥を迎えるために建てたもの
で、今も貸し切ることができるみたいです。
泉水に浮かぶ3つの島のうちの１つ、松島には雪見灯篭があるのですが、何か様子が変ですね。
こちらでは、傘亭付近の灯篭も。
ここでは、枯滝付近の灯篭も。これらは全て、3月11日の地震で崩れてしまったそうです。そのまま、
今も修復されていないのが残念ですね。しかし、地震の時、ここで灯篭を見ていた人は怖い思いを
したでしょうね。
次は、同じ清澄白河の近くにあった、江東区深川江戸資料館。ここの見所は、実物大に再現された
江戸時代末期の深川佐賀町の街並み。入場料は300円ですが、ワンデーパスの提示で、100円割引
の200円になりますので、ご提示をお忘れなく。
館内に入ると、眼下に（B1に）江戸の街が広がってます。思わず走って階段を降りたくなるような、
そんなワクワクした気分になります。まさに、タイムスリップです。
ここは表通り。左手前が、干鰯・〆粕・魚油問屋「多田屋」、その奥が土蔵、右側が八百屋です。
右手に猪牙船、左手に船宿「升田屋と相模屋」。威勢の良い船頭の声が聞こえてきそうです。
天麩羅屋。ここにおいてある天ぷらが、とてもリアルなんです。1本手に取って口に入れたくなりました。
ね、リアルでしょう。
屋台のそば屋。これを肩でかついで移動するそうです。今もあったら、結構食べてみたいかも。
長屋での。手前の家は、「船宿の船頭 松次郎」の住まい、です。長屋には計5家族のお住まいが
再現されてます。
このほかにも、火の見櫓、米屋とその土蔵、井戸や便所や稲荷社などがあり、いずれも、室内の
備品や商品、衣装などまで細かく再現されていて、かなり凝った作りになってます。歴史ファン必見
ですね。
前編はここまで。続きはいずれまた。
こんばんは
都電の1日券に100円プラスで行動範囲が広がりますね～
今度使ってみようかな。
by gardenwalker (2011-10-20 22:55)
ほんもののお江戸の味を提供したら、
大大人気になるでしょうね。
by manamana (2011-10-20 23:25)
いいところですよね～！倒壊燈籠にはドッキリ！
by hanamura (2011-10-22 01:49)
リアルな天ぷら美味しそう。タイムスリップでｓきる穴場ですね。
いつか行ってみよう。
by ノリパ (2011-10-22 14:20)
1日券、面白そうですね。
参考になります!
by schnitzer (2011-10-22 22:25)
深川江戸資料館！面白そうですね～。ご紹介ありがとうございました。
by Cedar (2011-10-22 22:39)
都内は見るところが多いですね。
東京＋江戸として探求することが面白いと思っています。
by 藤岡マサヤ (2011-10-23 17:45)
深川江戸資料館には行ったことがないですが、面白いですね。
かついで移動するそば屋を見て、浅草寺で、ちょんまげスタイルの団子やさんが
よく似た屋台で、移動しながら団子を売っているのを思い出しました。
by kohtyan (2011-10-24 11:44)