東京 (再び江戸城跡巡り ③) [関東]
(この話題ばかりでしつこいようですが)2日に行った江戸城跡について書く、第3回です。
今日でこの話は終わります。
今回は、東御苑の様子をお伝えしたいと思います。
まずは、大手門から入場。入場用の札を受け取るだけで、何かを見せる必要も
なく、料金も無料です。
ちなみに、大手門、平川門、北桔橋門のどこからでも入苑できますし、どこからでも
退苑できます。
なお、苑内は広大ですし、いろいろなルートがありますが、この日は、大手門から
時計回りのように進み、退苑した平川門へと向かいました。
(大手門の高麗門と、高麗門をくぐってすぐにある、旧大手門渡櫓の鯱)
大手門を過ぎ、更に右手に三の丸尚蔵館、休憩所を見ながら進むと、やがて、
与力、同心が警護に詰めていた、「同心番所」の前に出ます。
その先、三の門跡を通った左手には、二の丸・本丸への最大の検問所
として、与力20人、同心100人が配属されたとという、「百人番所」があります。
長さ50mに及ぶこの番所は、最大級の詰所です。
次に、中の門跡を通ると、右側に、本丸へと向かう最後の検問所である
「大番所」があります。大名といえども、この先は乗り物を降りて歩く必要
があったそうで、他の番所より位の高い与力・同心が詰めていたと
言います。
ここを過ぎると、いよいよ本丸の入口にあたる、中雀門跡。今は石垣が残るのみ。
本丸に入り、左手の林の中を進んだ一番奥にあるのが、富士見櫓。3重櫓で、天守の代用を
果たしたそうです。
ここから、蓮池濠(見えませんが)に沿って、北へ進みます。そうすると、
次々と、「見どころ」に遭遇します。
まずは、松の大廊下跡。もうすぐ忠臣蔵の季節ですね。
続いて、富士見多聞。石垣上に建てられた武器庫です。
次に、石室。非常時に備えて調度品を収めていたと言われてます。
秘密の抜け穴だった、という説もあるとか。なんだか興味ありますね。
そしていよいよ天守台。江戸城の天守閣は、1657年の明暦の大火
で消失して以降、再建されることはなく明治を迎えるのですが、
8代将軍吉宗によって再建されたという大規模な天守台は、今も「健在」
です。
この天守台のすぐ北側にあるのが、北桔橋門です。
内側から見た様子はこんな感じです。
話がまた長くなるので、ここからは一気に写真だけを。
(大奥跡)
(汐見坂)
(白鳥濠)
(徳川家光が造園させたという二の丸庭園)
(諏訪の茶屋)
(梅林坂)
最後に平川門。ここから退園して、この日の東御苑は終了しました。
(平川門の高麗門と渡櫓門)
(平川門の脇にある、死体や犯罪者を搬出するための不浄門)
珍しくもない話に最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
今日でこの話は終わります。
今回は、東御苑の様子をお伝えしたいと思います。
まずは、大手門から入場。入場用の札を受け取るだけで、何かを見せる必要も
なく、料金も無料です。
ちなみに、大手門、平川門、北桔橋門のどこからでも入苑できますし、どこからでも
退苑できます。
なお、苑内は広大ですし、いろいろなルートがありますが、この日は、大手門から
時計回りのように進み、退苑した平川門へと向かいました。
(大手門の高麗門と、高麗門をくぐってすぐにある、旧大手門渡櫓の鯱)
大手門を過ぎ、更に右手に三の丸尚蔵館、休憩所を見ながら進むと、やがて、
与力、同心が警護に詰めていた、「同心番所」の前に出ます。
その先、三の門跡を通った左手には、二の丸・本丸への最大の検問所
として、与力20人、同心100人が配属されたとという、「百人番所」があります。
長さ50mに及ぶこの番所は、最大級の詰所です。
次に、中の門跡を通ると、右側に、本丸へと向かう最後の検問所である
「大番所」があります。大名といえども、この先は乗り物を降りて歩く必要
があったそうで、他の番所より位の高い与力・同心が詰めていたと
言います。
ここを過ぎると、いよいよ本丸の入口にあたる、中雀門跡。今は石垣が残るのみ。
本丸に入り、左手の林の中を進んだ一番奥にあるのが、富士見櫓。3重櫓で、天守の代用を
果たしたそうです。
ここから、蓮池濠(見えませんが)に沿って、北へ進みます。そうすると、
次々と、「見どころ」に遭遇します。
まずは、松の大廊下跡。もうすぐ忠臣蔵の季節ですね。
続いて、富士見多聞。石垣上に建てられた武器庫です。
次に、石室。非常時に備えて調度品を収めていたと言われてます。
秘密の抜け穴だった、という説もあるとか。なんだか興味ありますね。
そしていよいよ天守台。江戸城の天守閣は、1657年の明暦の大火
で消失して以降、再建されることはなく明治を迎えるのですが、
8代将軍吉宗によって再建されたという大規模な天守台は、今も「健在」
です。
この天守台のすぐ北側にあるのが、北桔橋門です。
内側から見た様子はこんな感じです。
話がまた長くなるので、ここからは一気に写真だけを。
(大奥跡)
(汐見坂)
(白鳥濠)
(徳川家光が造園させたという二の丸庭園)
(諏訪の茶屋)
(梅林坂)
最後に平川門。ここから退園して、この日の東御苑は終了しました。
(平川門の高麗門と渡櫓門)
(平川門の脇にある、死体や犯罪者を搬出するための不浄門)
珍しくもない話に最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
富士見櫓、まだ行っていない。
昨年、初めて江戸城に行ったのです。十数年東京にいながら。
何で行かなかったんだろう。。。
またゆっくり行ってみます。
by keroro (2008-11-14 23:39)
石室なんてあるんですね。知らなかった。
いろんな遺構が残ってますし、時代小説の舞台ですね。
やはり江戸城は奥が深いですね。東京に行ったら3周くらい回ろう、
江戸絵図買って、と誓いました。
by ノリパ (2008-11-15 18:02)
解説を見ながら写真を見ると、臨場感がありますね。江戸の息吹が残っているようです。
by Morimo (2008-11-15 22:30)
こんにちわ。
ご訪問をありがとうございます。
江戸城の秘密の抜け穴がどこに繋がっているのか気になりますね!
庭園、すごく綺麗に手入れされていますネ。(*^-^)
by Yuki (2008-11-15 22:46)
全く、しつこくありませんよ。
どちらかと言えばもう少しじっくりと見てみたいかな!
興味があることばかりです。
by hiro78 (2008-11-15 23:18)
写真がどれもきれいで、私が見た物も、見落とした物も興味深かったです。実際に天守閣があったのは20年ちょっとだけでしたっけ?晴れた日は房総からも見えたという天守閣、見てみたかったです。
by 虹子 (2008-11-16 21:10)
江戸城...こんなにいろんな見どころがあるのですね。
ゆっくり行ってみたくなりました。
by sak (2008-12-08 08:22)