SSブログ

大阪 (さようなら「くいだおれ太郎」) [関西]

(今回も、遅くなってしまいましたが)15日、またまた仕事で大阪へ。

この日は、淀屋橋近くでの打ち合わせ。その前に、ちょっと1時間弱の余裕があったので、
道頓堀まで足を伸ばすことに。目的?もちろん、くいだおれ人形に別れを告げるため。

2年前の夏にも、その時は家族と共に見に行った。そのときも、結構、観光客が多かったけど、
今回はその比ではなく、本当に大勢の人だかり。お年寄りも若い人も、観光客っぽい人も、
大阪の人も、デジカメやカメラ携帯でさかんにくいだおれ太郎の写真を撮っていた。
中には、取材と思われるカメラマン達の姿も。

このくいだおれ太郎は、何となくとぼけた表情と、赤白の派手なストライプの衣装で
有名だけど、「大阪名物くいだおれは本年7月8日で閉店します」の看板と共に立つ姿を
じっと見ていると、不思議なもので、何とも悲しげな表情に思えてくる。

長年、大阪の人だけでなく、日本中の多くの人に愛され、そして、何度も「海外遠征」まで
経験し、日本のPRにも一役買ってきた、くいだおれ人形、くいだおれ太郎。
その引き取り先が話題になっているが、是非とも、今と遠くない場所で、いつまでも
そのとぼけた、でも温かみのある表情を、みなに見せ続けて欲しいものだと思う。
さようなら、くいだおれ太郎!ご苦労様、くいだおれ太郎!
(などと、大阪に住んだこともないのに、一人で、センチメンタルな気分になってしまった)

(ということで、この日撮った写真の一部を紹介させていただきます)
kuidaore1.jpg

kuidaore2.jpg

kuidaore3.jpg

kuidaore4.jpg
(よく見ると、何とも悲しげな表情に見えませんか?)

kuidaore5.jpg
(よく知らなかったけど、ビル壁面には、くいだおれ人形をデザインした看板もあった)


さて、その後仕事を追え、大阪駅へ。帰りも時間があったので、地下鉄には乗らず、
大阪駅まで歩いてみることに。その途中、中ノ島あたりで目を引いたのが、下の二つの
建物。
その一つが、中央公会堂。赤いレンガ造りの、大正7年にネオ・ルネッサンス様式で建てられた
というこの建物、国の重要文化財にも指定されているという。周辺には、この建物を描く人の
姿も。何とも美しい建物だ、と思う。
大阪1.jpg

もう一つで、その中央公会堂のすぐ横にある、中ノ島図書館。こっちは、明治37年にネオ
バロック様式で建築され、同じく国の重要文化財に指定された貴重な建築物とのこと。
入口正面付近の柱は神殿のような趣きで、ドーム状のホール・屋根は教会のよう。
このほかにも、この辺りには、日銀大阪支店や大阪市庁舎など、歴史的建築物が立ち並ぶ。
まるで、明治村にでも連れて行かれたかのような気分に。
大阪に行ったら、大阪城やUSJだけでなく、是非この辺りを散策してみるといいと思う。
勝手に思ってる「大阪」のイメージとは全く違った、レトロかつ優雅な大阪の姿が見えてくる。

大阪2.jpg

この日の土産は、伊丹空港で買った、千鳥屋の「みたらし小餅」。
甘辛い醤油だれが餅の中に入ってて、一口かむと、その味が口の中にさっとひろがる。
これは、なかなかうまい。
ネックは日持ちしないこと。少なくとも、伊丹空港で売ってる12個入りの「みたらし
小餅」は、すべて、翌日が賞味期限だった。家族への土産には良いけど、親戚や会社
への土産には不向きかも。
ということで、ご参考までに、(有名な)千鳥屋さんのホームページはこちら。
チロリアンで有名な、博多の千鳥屋さんとは、創業も同じ寛永7年だし、マークも一緒だし
関連企業、ということなんでしょうね。
http://www.chidoriya.jp/index.htm

土産1.jpg

土産2.jpg
nice!(3)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 3

コメント 1

Morimo

くいだおれ太郎って言うんですね。知りませんでした。
やっぱり寂しいですね。どこかに引き継いでもらいたい物です。

みたらし小餅、私のBlogの方でも取り上げました。take さんの推測通り福岡の千鳥屋さんとは関連です。
http://miage.blog.so-net.ne.jp/2008-03-10
by Morimo (2008-04-27 01:19) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。